「あれ、もう電池切れ?」冬に補聴器の電池が長持ちしない理由と、今すぐできる寒さ対策
- 拓也 大森

- 2 日前
- 読了時間: 4分
こんにちは!
米子市の「すずらん補聴器」です。
大山からの冷たい風が吹き、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。
実はこの時期、お客様から急増するお問い合わせがあります。
「最近、補聴器の電池がすぐになくなる気がする」
「夜まで充電が持たなくなった。故障だろうか?」
もし皆様もそう感じていらっしゃっても、慌てないでください。
それは故障ではなく、「寒さ」による電池の性質が原因かもしれません。
今回は、冬場に起きやすい電池トラブルの原因と、今日からできる「3つの対策」をご紹介します。
なぜ冬は電池が弱くなるの?
補聴器に限らず、スマートフォンや電気自動車でも同じことが言えますが、電池は「寒さ」が非常に苦手です。
電池の中では化学反応によって電気が作られていますが、気温が下がるとこの反応が鈍くなってしまいます。
その結果、
* 電池の持ち時間が短くなる(いつもより1〜2割減ることも)
* 電圧が不安定になり、突然切れる
といった現象が起きてしまうのです。
では、「電池交換式」と「充電式」、それぞれのタイプ別に具体的な対策を見ていきましょう。
1. 【電池交換式】をお使いの方へ
〜シールを剥がして「1分」待つのが鉄則!〜
空気電池(ボタン電池)は、その名の通り「空気」を取り込んで発電します。
しかし、冬場は空気が乾燥しており、さらに気温が低いと発電が始まるまでに時間がかかります。
対策①:手で温めてから使う
新しい電池を使う際、冷え切ったままだと正常に作動しないことがあります。シールを剥がす前に、体温程度に手で少し温めてあげると、電圧が安定しやすくなります。
対策②:シールを剥がしてしっかり待つ
ここが一番重要です!シールを剥がしてすぐに補聴器に入れるのではなく、「1分〜2分」ほど机の上に置いて待ってください。
しっかり空気を吸わせてからセットすることで、電池本来の寿命を発揮できるようになります。

【注意】 ストーブやドライヤーで温めるのは厳禁です!電池が破裂したり液漏れしたりする危険があります。
2. 【充電式】をお使いの方へ
〜充電場所の「温度」を見直そう〜
最近主流の充電式補聴器(リチウムイオン電池)も、寒さには敏感です。
特に気をつけたいのが、**「充電エラー」**です。
リチウムイオン電池には安全装置がついているため、室温が5℃以下(メーカーにより異なります)になると、安全のために充電をストップしたり、充電速度を極端に落としたりする機能が働きます。
対策:充電器を「暖かい部屋」に移動する
皆様、充電器をどこに置いていますか?
もし、「玄関」「窓際」「暖房を切った寝室」などの寒い場所に置いている場合、
「朝起きたら充電できていなかった!」というトラブルが起きやすくなります。
冬の間だけは、リビングなど、比較的室温が下がりにくい場所で充電することをおすすめします。
(※逆に、ホットカーペットの上やストーブの近くなど、熱くなりすぎる場所もNGです。10℃〜30℃くらいの環境がベストです)

3. 冬の大敵「結露」にも注意!
寒い外から暖かい部屋に入ると、眼鏡が曇りますよね?
あれと同じ「結露(けつろ)」が、補聴器の内部や電池の間でも起きています。
結露した水滴が電池につくと、サビの原因になったり、
接触不良を起こして「電池があるのに音が鳴らない」という現象を引き起こしたりします。
対策:乾燥ケースをフル活用
冬こそ、夜寝る前の「乾燥ケース」への保管を徹底してください。
余分な湿気を取り除くことで、電池の持ちも、補聴器本体の寿命も変わってきます。
「おかしいな」と思ったら、すぐにご相談を
「対策をしてみたけれど、やっぱり電池の減りが早すぎる」
「充電ランプが点滅しておかしい」
そんな時は、電池の劣化や補聴器内部の汚れが原因かもしれません。
すずらん補聴器では、電池の状態チェックや、専用の機械を使ったクリーニングをいつでも承っております。
本格的な寒さが続く山陰の冬。
補聴器も温かくケアして、快適な「聞こえ」で乗り切りましょう!
皆様のご来店を、暖かくしてお待ちしております。
■すずらん補聴器
米子市茶町14−2野川茶町ビル101 0859−57−4208


コメント