補聴器の「フィッティング」とは?眼鏡作りとの違いを分かりやすく解説
こんにちは、米子市のすずらん補聴器です🌷
補聴器を購入する際によく耳にする「フィッティング(調整)」という言葉。実は、補聴器は買ったその日から完璧に聞こえる魔法の道具ではなく、このフィッティングこそが「聞こ
えやすさ」を決める最も重要なプロセスです。

補聴器は「オーダーメイドのスーツ」と同じ
視力が落ちたときに眼鏡を作るプロセスを想像してみてください。視力測定をしてレンズの度数を合わせるように、補聴器もまずは聴力測定を行い、どの高さの音がどれくらい聞こえにくいのかを細かく調べます。
しかし、補聴器のフィッティングは眼鏡の調整よりも少し複雑で、「オーダーメイドのスーツ」を仕立てる過程によく似ています。仮縫いの状態で一度着てみて、歩きやすさや肩幅のゆとりを微調整していくように、補聴器も実際に日常生活の音を聞きながら、ご本人の感覚に合わせて何度も音質や音量を整えていく必要があるのです。

フィッティングの具体的な3つのステップ
音のベースを作る:
聴力データをもとに、専用のパソコンソフトを使って「基本となる音の大きさ・高さ」を設定します。加齢による難聴は特に「高い音」が聞こえにくくなるため、周波数ごとに細かく音を補います。
耳の形に合わせる:
長時間つけていても痛くならないよう、耳栓(イヤチップ)のサイズや形を選び、耳穴にぴったりとフィットさせます。ピーピーという不快な音(ハウリング)を防ぐためにも非常に重要なステップです。
実生活での微調整(最も重要):
店内の静かな環境では良く聞こえても、スーパーの雑踏や家の中の食器の音など、実際の生活環境では聞こえ方が変わります。実際に数週間使っていただき、「ここがうるさい」「この声が聞きにくい」という感想をもとに、再度パソコンで細
かく音を再調整します。

なぜ一回で終わらず、何度も調整が必要なのか?
難聴の状態が長く続くと、脳は「音の少ない静かな世界」に慣れきってしまいます。そこに突然、本来必要な大きさの音が入ってくると、脳がびっくりして「うるさい」「疲れる」と感じてしまうのです。

そのため、最初はあえて本来の目標よりも少し抑えめの優しい音量に設定します。そして、数週間かけて脳が音に慣れてきたら、また少しだけ音量を上げていくという「脳のリハビリ」のような期間が必要になります。
フィッティングは、機械を操作して終わるものではなく、お客様とスタッフが二人三脚で進める「聞こえを育てるプロセス」です。最初は焦らず、ご自身のペースで新しい音に慣れていきましょう。すずらん補聴器が、その道のりをしっかりとサポートいたします🌷

すずらん補聴器(認定補聴器専門店)
住所:鳥取県米子市茶町14-2
電話:0859-57-4208
(月〜土 9:00〜18:00、日祝定休)



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