補聴器は「耳につけるスマホ」へ。Bluetooth、LE Audio、そしてAuracast…最新の通信技術で変わる「聞こえ」の未来
- 祐匡 高田
- 12 分前
- 読了時間: 4分
こんにちは!
米子市の「すずらん補聴器」です。
2026年を迎え、補聴器の技術はますます進化しています。
皆様は、最近の補聴器が「ただ音を大きくするだけの機械」ではなくなっていることをご存知でしょうか?
今の補聴器は、スマートフォンやテレビ、そして街中の設備と無線でつながる「最先端のウェアラブルデバイス(身につける情報端末)」へと変貌を遂げているのです。
今回は、カタカナ用語が多くて少し難しそうな「補聴器の通信技術」について、今の私たちに何ができるのか、そしてこれからどんな未来が待っているのかを分かりやすく解説します。
1. 【現在】もう当たり前?スマホとつながる便利さ
まずは、現在多くの機種で標準装備となっている「Bluetooth(ブルートゥース)」機能です。

数年前までは「特別な高級機」だけの機能でしたが、今や多くの補聴器で当たり前に使えるようになりました。
これによって、生活は劇的に変わっています。
・電話の声が「耳の奥」で直接聞こえる
スマホを耳に当てなくても、相手の声が補聴器から直接聞こえます。周りの騒音に邪魔されず、まるで相手が目の前にいるかのようなクリアな通話が可能です。
・ Youtubeや音楽も高音質で
動画や音楽の音も、補聴器が「高機能イヤホン」代わりになって届けてくれます。テレビの音量を上げすぎて家族に怒られることもありません。
・スマホがリモコンになる
「ここはうるさいから雑音を減らそう」「風切り音を抑えよう」といった調整が、手元のアプリで簡単に操作できます。
2. 【最新】次世代の標準「LE Audio」と「Auracast」とは?

そして今、業界を大きく賑わせているのが、新しいBluetoothの規格である**「LE Audio(エルイーオーディオ)」と、その機能の一つ「Auracast(オーラキャスト)」**です。
少し難しい名前ですが、簡単に言うと**「省エネで、高音質で、みんなと繋がれる」**技術です。
驚きの「Auracast」体験
これまでのBluetoothは「スマホと補聴器」のように「1対1」の接続でした。
しかし、Auracastは**「1対 多数」**の接続が可能です。これが補聴器の世界に革命を起こしています。
・ 家族団らんが変わる(テレビ視聴)
リビングのテレビがAuracast対応なら、家族は普通の音量でテレビを見つつ、難聴の方は自分の補聴器にだけ直接、聞きやすい音量で音を届けることができます。別途、特別な中継機を買う必要がなくなってきています。
・公共の場での「聞こえ」が変わる
例えば、駅の構内アナウンス、映画館の音声、講演会のマイクの音。
これまでは「音が反響して聞き取りにくい」場所でしたが、Auracastが導入された施設では、自分の補聴器に直接アナウンスを飛ばすことができます。
雑踏の中で「〇番線に電車が参ります」という声だけが、クリアに耳元に届くのです。
3. 【未来】これからの補聴器はどうなる?
通信技術の進化は止まりません。今後、補聴器は「耳を補う」以上に、生活をサポートするパートナーになっていくでしょう。
・「言葉の壁」がなくなる?(自動翻訳)
スマホの翻訳アプリと連携し、海外の方の話す言葉が、瞬時に日本語に翻訳されて補聴器から聞こえてくる……そんな「通訳こんにゃく」のような機能も、実用化のレベルに近づいています。
・健康を見守るヘルスケア機能
補聴器には加速度センサーなどが内蔵されています。「転倒」を検知して家族のスマホに通知を送ったり、心拍数や歩数を計測して健康管理をしたり。通信機能があるからこそ、離れて暮らすご家族の安心にもつながります。
・ IoT家電との連携
玄関のインターホンが鳴ったら補聴器にお知らせ音が鳴る、洗濯機が終わったら通知が来るなど、家中の家電と耳がつながることで、生活の「うっかり」を防げるようになります。
まずは「体験」してみませんか?
「すごい時代になったなぁ」
「でも、スマホの操作とか難しそう……」
そう思われた方もご安心ください。
技術は進化していますが、使う人にとっては「操作がよりシンプルに、簡単になっているのが今の特徴です。
すずらん補聴器では、最新の通信機能を搭載した補聴器の試聴体験を行っています。
「スマホの音楽を補聴器で聴いてみたい」
「テレビの音がどう変わるか試したい」
そんなリクエストも大歓迎です。
ぜひ一度、未来の「聞こえ」を体験しにお越しください。
最新のテクノロジーと、変わらぬ親身な対応で、皆様のご来店をお待ちしております。
■すずらん補聴器(認定補聴器専門店)
電話:0859-57-4208



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